「1日で話せる『英語』」PRESIDENT NEXT

2015-02-05 05.19.47-1

PRESIDENT の別冊、「まんがで楽にマスター一日で話せる『英語』」の感想。

一応、英語を仕事で使っている者として、「本当に一日で話せるのか?」を考えてみました。

 マンガが多い、読みやすくもある一冊

タイトルにあるように、英語ができないバスガイドのバスガイドの女の子がふとしたことから簡単に英語が話せるコツをつかんでいくというマンガが主に誌面を占める一冊。

英語とは関係のない記事のマンガもあり、全体の2/3くらいがマンガです。

文字ばかりの英語テキストには飽き飽きしている、またはそういうテキストに挫折した人へのハードルをかなり下げる効果なのでしょうか。

かなり読みやすいと思います。

 「英語ができない理由=勘違い」を説明

「単語を知らないから話せない」「イディオムを知らないから」「発音ができないから」という英語ができない理由は勘違いであり、そうではないことを一つ一つ説明してくれています。

あと、今の時代はグローバル化で、ネイティブではないけれど英語を話すという人が増えているので「完璧な(ネイティブの)英語」だけが英語ではないとのこと。

失敗を恐れすぎる日本人の恐怖心を和らげてくれています。

 英語の考え方、使いやすい単語など実用的

日本語で言いたいことがまずあってそれを英語にしようとするのが大抵の日本人の英語を話すまでの頭の中のプロセスだと思うのですが、そうするともう英語になって出てきません。

そういう考え方の道筋も簡単ですが教えてくれています。また、使いやすく、それらしく聞こえる単語としてsound, find, giveを紹介するなど、具体的にどうしたら「話せる」のかを教えてくれています。実用的。

 でも文法も簡単にだけど網羅

かといって、ただ単語を並べるだけではなく、基本的な文法(SVOCなど)も簡単ですが紹介。

「文法なんてやらなくていい」という言葉をよく聞きますが、個人的には幼児でない限り言語を学ぶときは文法も大事だと思っているので、勝手に好感を持ちましたw
文法はおもしろくはないので、それで英語が嫌いになる人もいるとは思います。嫌いになるくらいならやらなくていいという意見もわかりますが、結局知っておいた方が便利だと私は思います。

やっぱり少なくとも基礎は大事。

 まとめ:「とっかかり」としてはとてもオススメ

「本当に英語が全然ダメで、見るもの嫌。だけどやっとかなきゃな」と思っている人にはとてもおすすめです。

もちろん、これを読んで英語で会議できるようにはならないだろうけれど、英語への抵抗は無くなりそう。

英語はそんなに片意地張らなくてもいいんだよということを教えてくれるとともに、基礎的な文法なんかも一応触れられているので、応用も効く力がつくんじゃないかと思います。

少なくともそういう狙いで作られているなという感じがします。

この一冊で英語会話への恐怖心が和らいだり、重い腰がちょっと軽くなって、また次のステップに進んで移行、新しいテキストを買おうと思わせてくれる一冊なんじゃないでしょうか。

 私の思う「英語が話せるようになるには」

ここからは本は関係ない話。

私が英語を勉強して一番驚いたことは、「外国人は『分からない』ということに素直」ということ。
日本人はなぜか「知らない、分からない」ということにすごく抵抗があるんじゃないかと思います。でも、海外の人は分からないこと、知らないことははっきりと「分かりません」と言う。

これは結構大事なことで、知ったかぶりやわかったふりは一番よくないと思います。それが、後々「英語が話せない」という思い込みにつながっていくんじゃないかと思う。

「分かりません」と正直に言えば、相手は分かるように違う言い方をしてくれたり違う単語を使ってくれるかもしれない(というか普通誰かとコミュニケーションしようと思えばそうしますよね)。
そうしたらわかるかもしれないのに、その可能性を自分で捨ててしまうと思います。

日本では中学から英語が必須で、「学校で勉強したのに英語ができない」という考えがあるので余計「わかりません」と言えないのかもしれませんが、外人はそんなこと知りません。
日本人が英語できないのばれてるしw、大丈夫です。

あと、自分でできないと思い込んでるだけかも。逆に言えば、少なくとも中学では勉強しているんだから全く聞いたことがない言語ではないはず。なので、知っている単語はあるのです。
知っている単語でどうにか頑張ってみるということも大事じゃないのかなぁと思います。

実用的なことだと、「日本語から訳そうとしない」というのは大事。本当は最初から英語で考えられたらいいんだけど、そうもいかないので、まず日本語で言いたいことをいろんなほかの言い方に変えてみるとか、「結局何が言いたいのか?」をもう一度考えてみるとか。

例えば、「この酒はコスパがいい」と言いたくて、でも、「cost performance」とかでいいのか??と自信がないと思ったら、「値段の割に質がいい」に言い換える。
でも、「割に」ってどういうの?と思ったら、「値段は手ごろだけれどおいしい」に変える。

会話中の短い時間でいろいろ考えるのは大変だけれどw、そういうふうにモノを考えるのは、頭のトレーニングにもなるしいいじゃないでしょうか?

「答えは一つだけじゃない」と思うと気も楽ですよね。

実際に、英語を話すとき、仕事で翻訳するときに私はよくやります。なので、英語の辞書ももちろんつかうけれど、国語辞典や日本語の類語辞典を使う頻度も同じくらい高いんです。

英語ができればそれでいいとは思わないけれど、便利なツールとしてやっぱり持っていて損はないわけで。日本人が普通に英語を話せる時代が来ると便利だろうなぁと思うのです。

 

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chiehasegawa

chiehasegawa

ハセガワ チエ ハッピーライフを追及する一児(♂)のアラサーワーキングマザー。 忙しくても自分の好きなこともちゃんと、仕事や家事・育児もちゃんとを目指して奮闘中。 海外系のファッションファッションが大好き♡ 特技は英語。

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